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● レーザ表面処理
Posted on 2026.03.09
鋼構造物の補修や更新工事では、塗膜剥離や錆除去が必要になる場面が多くあります。
一般的にはブラスト工法が広く使われていますが、近年は レーザークリーニングという工法も注目されています。
ただし、レーザークリーニングは万能ではありません。
実際の現場では 塗膜の膜厚と作業面積によって 施工効率が大きく変わります。
上はレーザー照射による塗膜表面の変化の写真。右は腐食・塗装劣化部、左の青い部分は塗装面が現れた状態。白い横線はレーザーを強く当てた部分です。
今回は、表面処理の現場で実際に判断すべき レーザークリーニングの適用条件について整理します。
塗膜除去の工法には様々な種類があります。
それぞれに特徴があり、現場条件によって使い分けることが重要です。
一般的には「レーザークリーニング」と呼ばれますが、 専門分野では「レーザクリーニング」と表記されることもあります。
レーザーによる塗膜剥離では、塗膜の膜厚が施工効率に大きく影響します。
特に旧塗膜の上に何度も塗り重ねられている場合、 除去自体は可能でも作業時間が長くなることがあります。
ブラスト施工に慣れた現場では、 処理速度の違いから実用性に疑問を持たれるケースもあります。
レーザークリーニングは照射範囲を細かく調整できるため、 狭隘部や局所補修の作業には適しています。
一方で、メートル単位の広い面積の塗膜除去では、 ブラストの方が処理能力(施工速度)が高い場合があります。
つまりレーザ工法は、広い面積の全面剥離というより 局所的な施工に適しているケースが多いといえます。
環境性能の面では、レーザークリーニングは特徴のある工法です。
塗膜剥離の工法としてはブラストのほか、 剥離剤やIH工法などもありますが、 レーザークリーニングは研磨材や薬剤を使用しません。
そのため、養生範囲や産業廃棄物の発生量を抑えやすく、 現場条件によっては環境負荷や廃材処理コストの面で 有利になるケースがあります。
これらの点だけを見ると、 レーザークリーニングは不利に見えるかもしれません。
しかし実際の現場では、 どちらが優れているかではなく どの工法をどの条件で使うか が重要です。
このようにレーザーとブラストを組み合わせることで、 施工効率と品質の両立が可能になります。
弊社は長年ブラスト施工を行ってきた 表面処理の専門会社として、 レーザークリーニングとブラストを 適切に組み合わせた施工を提案しています。
2026年4月開催の ものづくりワールド名古屋にて、 レーザークリーニング装置の実機展示を行います。
実際の装置構造や作業イメージなど、 写真や資料では分かりにくい部分も 直接ご覧いただけます。
・レーザーでどこまで塗膜剥離ができるのか ・ブラストとの使い分けはどう考えるべきか
といった疑問にも、表面処理の現場経験をもとに ご説明いたします。
塗膜除去や錆除去でお困りの方は、 ぜひ会場でご相談ください。
100W、200Wクラス及び1kW、2kWクラスのレーザクリーニング設備導入をご検討中の方、「自社に本当に合うのか」を具体的に判断したい方は、展示会場での個別相談をご予約ください。
用途・母材・既存工法との比較を前提にお話しします。
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