問題解決実績 [CASE STUDY]

和歌山の水管橋崩落から錆びない施工方法(防食溶射)を考える

溶射

和歌山市の紀の川にかかる六十谷水管橋が
突然崩落したのが2021年10月3日(日)。


NHK NEWS WEBより引用>

それから一週間後には仮水道橋が設置され、
断水も徐々に解消されました。


NHK NEWS WEBより引用>

「自然災害のキズがあったのでは」
との指摘もありましたが

調査が進むにつれ、
「想定外に水管橋の腐食が進んだこと」
が主な原因とみられるようになりました。

特定の部分、同じような箇所で
非常に腐食が進んでいる。
潮だとか鳥のフンだとか
色んな物がたまりやすいので
そういった箇所は腐食が進むだろう
(尾花和歌山市長)

※「潮」とは恐らく「飛来塩」のことですね。

和歌山市長は
「異常な腐食が進んでいた」
とも発言していましたね。


崩落していない部分で「つり材」の破断見つかる
<NHK NEWS WEBより引用>

工事のミスなどではなく
管の老朽化や腐食などが
考えられるのでは
(耐震工事を行なった業者)

現場は直前にも
点検がされていたようですが
目視が中心であり、


「点検内容が十分だったかの検証」
が必要であるとの指摘も見られました。

これに関して我が新免鉄工所の社内では
たびたび映る現場の映像を見ながら

「検査路からでは見えないから
足場を組まないと、

水管橋の上の面までは見えへんなぁ」

と話をしていました。

今後はドローンによる
上部のチェックも
導入されていくでしょうが

一番の安全対策は
「錆びにくい施工方法」を選択し
「正しく施工」することです。

そして溶射は犠牲防食効果により
母材そのものを守る力が強いので

「定期的な補修」
「正しく行なう」ことで

その場しのぎではなく
母材を腐食から守ることが
可能になります。

当社はその黎明期から
金属溶射に取り組み、

京阪神を中心に高速道路や
鉄製構造物の防食を手掛けてきました。

弊社では橋梁だけでも
20年間で44.5万㎡以上
の防食溶射施工実績があります。

水管橋と高速道路では
検査の要件も異なり、

さすがに
100年間一度も点検しなくていい
とまでは言いきれませんが、

6,000時間にわたる
複合サイクル試験の結果、
溶射被膜の優れた防食性
を確認しています。

理論値では100年以上
防食効果を発揮する防食溶射。

100年防食でインフラを守る.png

メンテナンスコストを低減し
社会インフラの安全性を高め
みんなが安心して暮らせるように


当社新免鉄工所の100年防食
もっともっと広く知ってもらうよう
発信していきます!

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